皆さん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。
かさぼぅです。
さてさて、やってまいりました
『♪かさぼぅの優しい音楽の時間♪』
今日は「5時間目」です。
前回の「4時間目」は「音名・階名表記」について勉強をしましたね。
( ↓ 詳しくはこちら! )
「5時間目」の今回は、前回の流れから、「ト音」と「ヘ音」の基礎知識をやってみたいと思います。ピアノやエレクトーンの経験者なら、分かり易いとかも知れません。
前回の「おさらい」です。
実際の楽譜の下に、前回の授業で説明した「音名・階名」を記載しています。
ピアノの「ド」は、日本語で「ハ」。ドイツ式では「C」でしたね。
ところで、上記の楽譜の音符より左側(左端)に、音符以外の記号がありますね。
はい、これです!
小学校の音楽の授業で習うはずです。
これは「ト音記号」ですね!
これ、楽譜を手書きする人は分かると思いますが、私は何年経っても、何十年経っても、全く上手く書けません。(^◇^;
もしかしたら、数ある音楽記号の中で、ある意味一番難しいヤツかも知れません。(w
ところで、なぜこれが「ト音」記号なのでしょう?
そもそも「ト」って、なーにそれ? 美味しいの??w
ん、でもなんか見たような・・・・。
はい、先ほどの表の「日本語表記」の中に「ト」がいましたねぇ!
じゃあなんで「ト音」記号なのか。
上の楽譜で、「ト」の場所を見てみましょう!
「ト」の場所は、ピアノで言うところの「ソ(イタリア読みで)」に当たります。
そして、今度は下の絵を見て下さい。
そうなんですね。「ト音記号」の書き出しでもある中心部。赤丸で強調してみましたが、その部分が楽譜上の「ト」の部分を示しているのです。
この記号で、「この楽譜ではト(ソ)の音は、この位置にありますよ」ってことを説明している記号なんですねぇ。
「これが分かると、なんかいいことあるのかって?」
いい質問ですねぇ!(←どっから質問きたん?
これの上手な使い方なのですが・・・。
楽譜上に、「ド」を追加してみました。
赤い音符は先ほどの「ト(ソ)」です。
そして、黒い音符が「ド」です。
この、ドとソの場所を覚えておくと、楽譜がめちゃくちゃ読みやすくなるんですね!
楽譜は、「線の部分」と「線の間の部分」に音符を置きますので、ドの2つ上なら「ミ」で、その2つ上なら「ソ」って、慣れてると直感的に読めるようになってきます。
これを応用して、ドから2つずつ音符を書くと、「ド・ミ・ソ・シ・レ・ファ・ラ・ド」となって行きます。
楽譜上2つ分の音を、音楽の世界では「3度」と表現します。自分が居る位置が「1度」その2音上は「3度」なのです。
「3度の和音」と言えば、例えば「ド」と「ミ」などになります。この3度の和音は「協和音」と呼ばれ、音が濁らないので綺麗な和音として聞こえます。
あ、すみません。脱線しました。
音階や和音は、もっと後でやりますね。
話を戻します!
冒頭でも言いましたが、ピアノやエレクトーンの楽譜で、もう一つメッジャーな記号があります。
そうです「ヘ音記号」です。
見た目は、こんな感じです。
こっちは、割と書きやすいですね。
では、これが何故「ヘ音」記号なのか・・・。
ヒントは、「ちょんちょん」の部分にあります。
そうです。 先ほどの「ト音」記号と同じように、このちょんちょんで挟んでいる音の場所(青丸を置いた部分)が、「ヘの音」を示すということなのです。
日本語で「ヘ」ですので、イタリア語で「ファ」という事になります。
なので、「ヘ音記号」の楽譜の場合、まずこの部分がピアノの「ファ」であると分かれば、先ほどのト音と同じように、次に「ド」の場所を覚え、次に2音(3度)ずつずらした場所を理解して行くことにより、楽譜がパッと読めるようになるのです。
この他にも、「ハ音記号」とかもあるのですが、基礎では不要なので割愛します。
興味のある方は、ググってみて下さい。(笑
さてさて、今回の「ト音」と「ヘ音」の解説も、何となくお分かりいただけましたでしょうか。
そして『♪かさぼぅの優しい音楽の時間♪』は、これからも懲りずに、「焦らず・分かり易く」をモットーに継続して行きたいと思います。(←最近これが一番力入ってないか~?w
ではでは、本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。🎵✨