皆さん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。
♪ぼくの大好きな クラリネット パパからもらった クラリネット とっても大事に してたのに 壊れて出ない 音がある どうしよう・・・♪
(←いや、どうしよう、じゃないがな。どうやったら全部の音が出なくなるんだ。大事物なら壊すなよ!
と突っ込んでみる、かさぼぅです。
楽器は大切に扱いましょうね。(笑
さてさて、忘れたころにやって来るこのコーナー。
『♪かさぼぅの優しい音楽の時間♪』
今回は「ヴァイオリン」の第2回目です。
(↓第1回目はこちら↓)
では早速、参りましょう!
♪ヴァイオリンのパート
オーケストラのヴァイオリンパートは「2つのパート」に分かれています。
ひとつは、主に主旋律を担う「第一ヴァイオリン」です。
オケの中では「ストバイ」と呼ばれています。(1stヴァイオリンの略)
そしてもうひとつは、ストバイの補強や伴奏的役割を担う「第二ヴァイオリン」です。
こちらは「セコバイ」(2ndヴァイオリンの略)と呼ばれています。
通常、ヴァイオリン群を客席から見て、左手前側から半分くらいがが「ストバイ」。
その右側が「セコバイ」の場所になります。
(左から、ストバイ→セコバイ→ヴィオラ→チェロ→コントラバス、の並びが多いですが、楽団によって全く異なる並びの場合もあります)
♪コンマス(コンミス)と役割
そんなオーケストラの中で、たった一人だけ特別な役割を持っている人がいます。
それが「コンサートマスター」。通称「コンマス」です。
(バンドでいう、バンマスみたいなものですね)
オーケストラの演奏をとりまとめる役割を持っており、一般的に「ストバイのトップ奏者」がこの役割を担います。
女性奏者がこの役割を担う場合「コンサートミストレス」と呼ばれます。(通称「コンミス」です)
席は指揮者の左隣で、指揮者とは密接?な関係にあります。(←怪しい関係ではないw
そうすることにより、コンマス(コンミス)自ら指揮者の音楽の表現・作り方を自らの演奏で具現化し、オーケストラのメンバーに伝える役割をしています。
♪ヴァイオリンの弓
弦に触れてる部分は、主に「白馬のしっぽの毛」が使われています。
その昔「あれは ”くじらのヒゲ” を使っている」と聞いた記憶があるのですが、そうではないようです。
ただ、全く嘘かと言えばそうでもなくて、弓の付け根(持ち手側)の「ラッピング」と呼ばれる部分には「くじらのヒゲ」を使っているものがあり、そのような弓は高級品です。
でも演奏に際して最も重要なのは、木の棒の部分(スティック)みたいですね。(笑
♪弓の使い方(弾き方)
テレビなどで演奏シーンを見たことがある方が多いと思いますが、演奏の際に弓を「押したり引いたり」していますよね。
そしてよく見ると、ストバイならストバイのメンバー全員、セコバイならセコバイメンバー全員が、必ず同じ弓の動かし方をしているのが分かります。
不思議ですねぇ。演奏者は「テレパシー」で合わせている・・・・訳はないですね。(笑
この弓の扱い方を「ボウ(ボウイング)」(←飛行機じゃないよw)と言うのですが、まずは下の楽譜をご覧ください。
この音譜の上に書かれている【V】と【П】という記号こそが、弓を使う弦楽器特有の「記譜」です。意味は・・・。
【П】ダウンボウ又は下げ弓(左から右へ)
【V】アップボウ又は上げ弓(右から左へ)
なのです。
はい、この記号があるから、演奏者が全て同じ弓の動かし方ができるんですね。
でも、市販されいるオーケストラ楽譜には、最初から「ボウイング記号」が書いてある訳ではありません。
大体の場合、ストバイ・セコバイの各リーダが、自分のパートの「ボウイング」を決定し、それを自分のパートのメンバーに共有するといやり方が殆どだと思います。
長い曲だと「ボウイング」を決めるだけでも大変そうですね。💦
♪本日の お・ま・け
実は、この「ボウイング」を全く必要としない演奏方法があります。
その場合、楽譜上にはこんな記号が書いてあります。
この演奏記号は「ピッツィカート(ピチカート)」と言います。(←何それ?美味しいの?w
無味無臭ですが、演奏テクニックとして「魅せる」時は「オイシイ」かもしれません。
そんな「ピッツィカート」の実際の演奏方法は、動画でどうぞ!
こんな演奏方法があるなんて、面白いですねぇ。(笑
さてさて、今回の 『♪かさぼぅの優しい音楽の時間♪』は、この辺でお開きにしたいと思います。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。🎵✨