皆さん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。
かさぼぅです。
さて、やってまいりました
『♪かさぼぅの優しい音楽の時間♪』
今日は「3時間目」です。
前回の「2時間目」は「音の強さ」についての勉強をしましたね。
( ↓ 詳しくはこちら! )
今回の「3時間目」は「音(音楽)の速さ」についての基礎知識です。
色々な歌や曲には、それぞれの速さ(=テンポ)」がありますよね。
これを楽譜で表現する時には、お約束があります。
実際の楽譜を例に見てみましょう!
小学校のリコーダーの練習(授業?)で使う楽譜ですね。
この楽譜の左上に「♩=112~120」という記号があります。
これが速さ(テンポ)を指示する記号です。
「♩」これは4分音符ですね。(1時間目の授業でやりました!)
では、「♩=112~120」の意味は? というと、
「1分間に4分音符が指定した数値の分入るテンポ(速さ)で演奏する」
と言う意味になります。
・・もう少し分かりやす例で説明しましょう!
日本の国歌「君が代」は、日本人のほとんどの方が知っていると思いますが、この曲のテンポは「♩=60」です。
先ほどの説明に当てはめると、1分間に「♩」が60個入る計算になりますので、イコール1秒間に♩1つ分のテンポ、という事になります。
秒針つきの時計か、秒付きデジタル時計を見ながら「きーみーがぁよぉわぁぁ」と謳ってみると、その速度がこの曲の正しい速度という事になります。
ちなみに、行進曲(マーチ)と言われる曲は、「♩=120」と言われているので、君が代の倍の速さですね。運動会や、何かのスポーツ系の大会で使われる「入場行進曲」が、この速度にあたります。
でも、これだけでは色々な曲に対応できませんよね。
かと言って、曲のそれぞれに「♩=」でテンポを指示するのも大変ですし、曲の途中でテンポが変わったりすることもあります。
そこで、「テンポ」を大雑把にグルーピングして、別な「音楽用語」として表現します。
以下に、ピアノや吹奏楽・オーケストラ等で使う楽譜上で、良く出現する速度指示の用語と、読み・意味・テンポを一覧にしてみました。
まぁ、色々ありますね(笑
他にも「曲の途中で速度の変化を指示する記号(用語)」もあるのですが、まだ基礎編ですので、「3時間目」の「音(音楽)の速さ」については、この辺でおしまいにしたと思います。
今回も何となく、「音の速さ(テンポ)」の意味を分かっていただけましたでしょうか。
評価がイマイチ分からない音楽の時間ですが、今後も懲りることなく『かさぼぅの優しい音楽の時間』で、音楽の基礎をお伝えして行きたいと思います。
それでは、本日も最後までお付き合いいただき、大変ありがとうございました。🎵✨