北陸新幹線の開通前、新潟の直江津駅と長野駅間を往来していた、普通・快速種別の「妙高号」です。
普通・快速種別なのに列車名があり、特急車両を使用していた、いわゆる「乗り得列車」でした。
そもそも長野新幹線開通までは、直江津から上野を結んでいた「特急あさま」でした。
車両も、当時のままです。
長野新幹線の開業で、運行区間が「直江津～長野」になり、普通・快速種別になりましたが、その後の北陸新幹線の開業で、完全に消滅した列車です。
当時の在来線区間はスイッチバックがあり、このような特急型車両がスイッチバックする光景は、それだけで大変趣のある光景でした。
大学生の頃（1980年代）この列車に乗って、横川駅の停車時間に「峠の釜めし」を買いながら、当時の彼女とTDLに行ったのは、今ではとても良い思い出です。
