皆さん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。
かさぼぅです。
いよいよ夏がやってきましたね! 我らが新潟も、本日「梅雨明け」しました。
外出時のマスク生活が大変ですが、水分をとって熱中症に気を付けなくてはいけませんね。
さて、本日の鉄道アーカイブは、かつて日本全国を席巻していた「485系」特急型電車です。
旧国鉄(現JR)の電化区間(電車が走れる区間)は、「交流」区間と、「直流」区間があります。
新潟県では、西側の糸魚川駅付近に切り替え地点があり、京都・大阪方面が「交流」、新潟方面・東京方面が「直流」区間になります。
車両型式の先頭が4で始まる列車は、「交直流車」で、それぞれの区間(交流・直流)を跨いで走行できるため、長距離での運用がメインでした。
ちなみに、183系のように先頭が1で始まるものは「直流専用車」のため、直流区間内のみでの運用となります。(この辺では、関東甲信越地区が主に直流区間です)
またまたウンチクが長くなてしまいました(^^;
では、早速始めましょう。
快速くびきの号での写真です。
4灯前照灯(顔に2つ、頭にも2つ)がカッコイイ車両です。
顔の部分のライトのすぐ下にある、テールライト(赤い部分)が少し飛び出していて、とても特徴のある顔をしていました。
快速運用の時は、もちろん運賃だけで乗車できます。
新潟県内の新潟駅から新井駅までの約2時間を、この車両で移動で来ていた時期があったのですね。
こちらは、同じ485系の1000番台です。
頭のライトが1つで、テールライトも飛びだしていません。
頭のライトが無いと、183系にも見えます。
こちらの方が、お馴染みの顔です。
同じ車両が、特急列車としても使用されていました。
写真の特急「北越」は、新潟・金沢間を運行していました。
金沢へお仕事に行くときは、乗り換え無しで行けたので大変楽でしたが、北陸新幹線開業とともに消滅してしまったので、今は上越妙高駅で乗換しなければならず、新潟県民にとっては残念な結果となりました。
(「快速くびきの」も同時に消滅で、踏んだり蹴ったりです)
これも、「快速くびきの」・「特急北越」・「特急いなほ」などで運用されいてた485系の「上沼垂(かみぬったり)色」と呼ばれるカラーリングです。
新潟市内にある「上沼垂運転区」(現在の新潟車両センター)に所属している車両です。
(「沼垂(ぬったり)弁」というコテコテの新潟弁がある程、有名な?地域)
先頭1号車は、車両の真ん中にドアが取り付けられ、半室がグリーン車として改造されています。
快速とも車両を共有していたので、快速くびきのも、指定グリーン券を購入すればこの車両に乗ることができました。
前回の「急行きたぐに」で説明した車両番号のおさらいです。
運転台付き普通車(クハ)に、グリーン席もついているので「クロハ」という面白い型式になっています。
ちなみに「485系」なのに、先頭車両の形式は「481」となっていて、少しややこしいです。
485系1000/1500番台のグリーンシート・普通車シートは、消滅間近の頃には各車両でシートタイプが異なる程ハチャメチャな組み合わせで運用されていました。
このグリーン車のシートは、当時一番高級感があり、良かった奴ですね。
(どこから持って来たんだろう?)
普通車のモータ車は「モハ」でしたね。
モハの方は「485」なのです。面白いですねぇ。
新潟を走っていた485系の中では一番新しいタイプの車両です。
こちらも「上沼垂色」魂を受け継いでいます。
ヘッドマークが電光式になっていますね。
ライト類も、現代的な感じです。
緑と青の色は続投ですね。
行先表示板も電光式になっていますね。
カメラマン泣かせの奴です。
(慌てて取ると文字が欠けて読めなくなる・・・泣)
ライト類が、やっぱりカッコいいです!
車両番号がプラスチックプレートではなく、シールになっています。
(これはちょっと残念な感じw)
車内もシートもきれいです。
テーブルも大きくなり、使いやすかったです。
ただ、シートピッチが国鉄時代のままなので、着座時に前のシートの圧迫感が結構強かったです。
お約束の「洗面所」です。
これはキレイですねぇ。
水道も石鹸も自動です。カーテンもきれいでした。
3000番台はまだ全然使えそうだったのに、なんか引退が勿体ないなぁ。
色も個人的には好きだったのだが。。。
私の鉄道旅は、あまり新幹線を使わないので(びんぼう旅行)、新幹線が出来るたびに並行在来線特急がなくなって行き、旅の風情がなくなって行くことを大変寂しく思います。
485系も、かさぼぅが子供の頃から存在していたので(当時はボンネットタイプの車両)、その意味では長生きした方ですけどね。
大変長い間、お疲れ様でした!
ではでは、今回の鉄道アーカイブも、如何でしたでしょうか。
今回はこの辺で、お開きにしたいと思います。
本日も最後までお付き合いいただき、大変ありがとうございました。