皆さん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。
かさぼぅです。
さて、やってまいりました『♪かさぼぅの優しい音楽の時間♪』。
今日は「2時間目」です。
前回の「1時間目」は、「音と休みの長さ」を勉強しましたね。
覚えてますか~?
(↓詳細はこちら!)
今回の「2時間目」は、「音の強さ」についての基礎知識です。
音を「音量」で考えると、「小さい」・「大きい」になりますが、音楽の世界で楽曲を演奏する時、それは「大きさ」ではなく「強さ」として表現します。
例えば、高校野球を球場に観戦に行ったり、テレビで観戦していると、強豪校には付き物の「ブラスバンド=吹奏楽部」が、大音量で演奏しています。
その中でも、音楽経験者なら特に目を引く「習志〇高校」さんの「美爆音!」は超有名ですが、あの大音量も楽譜上では「大きい音」ではなく「強い音」として表現され、演奏しています。(いや、確かに大きいのですが、音楽理論では「強い」なのです)
さて、もう少しかみ砕いて説明しましょうか!
多分・きっと・おそらく・・、小学校か中学校か高校の(←範囲広すぎ!)「音楽」の授業で習ったことがあると思いますので、ちょっと思い出してみて下さいね。
楽譜に書かれている全てのものを「音楽記号(演奏記号)」と言いますが、上記の「音の強弱」に関する記号は、「指示記号」の中でも「強弱記号」という専用の名称を持っています。
ん?わらかん?
大丈夫!言葉は面倒くさいですが、中身は「超」簡単です。
楽譜に「p」という強弱記号が書いてあったら、「弱く」演奏(歌うことを)してね!
ということです。読み方は「ピアノ」です。
「f」という記号で書いてあったら、「強く」してね!
という意味です。読み方は「フォルテ」です。
なんか、ちょっと思い出しませんか!
音楽の要素として、音の「強弱」は、とても基本的で大切なものです。
でも、「ピアノ」と「フォルテ」だけでは、音楽を表現するには「指示」が少なすぎます。
そこで、日常的に?楽器を演奏したり、歌ったりする方は、もっと詳細の「指示記号」を見て、それを理解して「演奏」したり「歌う」必要が出てきます。
これらの中から、特に日常的に使用(楽譜に登場)する、「強弱記号」だけを表にまとめてみました。
めちゃくちゃ細かいですね。💦
でも、日常的に音楽(演奏)をしている人は、この「強弱記号」だけでは全然足りません。「強弱記号」だけでも、もっと沢山の種類が楽譜上に出現します。
あ、話は少し戻りますが、冒頭の「〇志野高校」さんの「美爆音」ですが、楽譜上で表現するとしたら、「f(フォルテ)」記号が4~5つ分くらいですかね。
フォルテが3つで「フォルテッシシモ」ですので、フォルテが5(fffff)つなら「フォルテッシシシシモ」です! (なんか、どもっちゃってるみたいだなぁ)
でも、あれだけの音の強さで、あれだけの美しさを持って演奏できるのは、本当にすごい技術です。音楽のジャンルで言うと「吹奏楽」なので、打楽器以外の「金管楽器」と「木管楽器」は、自分の「息」を吹き込んで音にする訳ですので、
・息の使い方(吐き方)
・ブレス(息継ぎ)の取り方
・楽器の鳴らし方(汚い音にならずに強く吹ける方法)
・リズムの統一感
を、きちんと理解して実践できている訳ですね。
(もちろん、それを指導する先生にも、相当な技術が必要です)
さて、先ほど言った「フォルテッシシシシモ」位の音の強さも、音楽理論上はそうなりますが、普通はいちいち「シシシシ」言わないので、音の強さとその時の表現は「指揮者」の 言いなり 指示通りに演奏(表現)しなくてはなりません。
その意味では演奏者側にも、「指揮者の意図を汲み取って、音で表現する」技術が必要なのです。
この辺はスポーツに通じるところがあり、「指導者と受け側の信頼関係」によって、その完成度が全く違ってくるものなのです。
うーん、音楽の時間は、やっぱり長くなってしまいますね。(^^;
なんとなく、「音の強さ・弱さ」の意味を分かっていただけたでしょうか。
さてさて、音楽の回はいつも取り止めがなくて申し訳ありませんが、今後も不定期に『かさぼぅの優しい音楽の時間』で、音楽の基礎をお伝えして行きたいと思います。
それでは、本日も最後までお付き合いいただき、大変ありがとうございました。🎵✨