皆さん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。
かさぼぅです。
先程、出張先の宿でテレビをつけたら、「笑ってこらえて」でマーチングのスペシャルをやっていて、感涙中(ToT
さて、またまたやってきました、
『♪かさぼぅの優しい音楽の時間♪』
「8時間目」の今日は、前回の宿題の答え合わせです!
7時間目のコメントで、ほぼほぼ回答があったようにも思えますが、わかりにくい部分もあるので、早速回答と解説です。(笑
◆Q:なぜ木管楽器と呼ぶのか
◆A:楽器の本体が木でできているもののありますが(クラリネット・ファゴット等)、それが理由ではありません。
楽器の吹き口に其の答えがあります。
金管楽器の吹き口には「マウスピース」と呼ばれる専用の道具?があるのですが、このマウスピース「金属」でできています。
では木管楽器はどうでしょうか。
木管楽器の吹き口には「リード」と呼ばれる「木製」の道具が必要です。
そして、その先端が薄く削られたリードを息を吹き込むことで振動させ、それが音となって出てきます。
クラリネットの場合は「シングルリード」と言って、1枚のリードを振動させて音を出しますが、オーボエやファゴットは「ダブルリード」と言って2枚のリードが一つの吹き口で束ねられ、とても薄い吹き口のリードを振動させる必要があるため、より演奏の難易度が高い楽器です。
ここで問題になるのが、フルート・ピッコロ群ですね。どう見ても、リードは付いていません。
ではなぜ、これらが木管楽器に属しているのか・・・。
うーん、ヒント!
ゴールデンボンバーさんの演奏スタイル。(←全然わからんぞ!
えーとですねぇ。要するに「エア」なんですよ、「エア」。
そうです、フルートとピッコロは「エアリード」なんです!!
・・・いや、これ、まぢですから。💦
吹き口に息を吹き込む時に発生する「空気の振動」によって音を発生されているから、エアリードなのです。
そして、空気・リードの振動によって音を発生させる原理が同じなので、木管楽器の仲間になるのです。
◆おまけ:金管楽器の吹き口には「マウスピース」があると言いましたが、音の発生原理はマウスピースの振動ではありません。
金管楽器経験者なら分かると思いますが、マウスピースを唇につけた状態で、自身の唇の方を振動させる「バズィング」と言う技術によって空気を振動させ、楽器の音を出しています。
◆番外編:「デジタル管楽器」という種類の楽器があります。これも一応管楽器です。なかなか身近でお目に掛かることが少ないのでイメージしにくいかもしれませんが・・・。
私世代の方なら、もしかして30年位前に巻き起こったF1ブームを覚えておられる方もいらっしゃると思います。あのTV放送の際のテーマ曲「TRUTH(トゥルース)」で、主旋律を演奏していた 楽器「リリコン」こそが、デジタル管楽器です。
当時、メチャクチャ格好良かったのですが、音の発生原理は縦笛(リコーダー)と同じなので、恐らく数ある管楽器の中ではこれが一番音を出すのが楽かもしれませんね。(演奏技術はまた別問題ですが・・・w
さてさて、結局長くなってしまう音楽の時間。今日はこのへんでお開きにしたいと思います。
本日の最後までお付き合いいただき、大変ありがとうございました。🎶✨