かさぼぅ 気ままな趣味ブログ

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鉄道アーカイブ SLばんえつ物語(Part.2)【新津(新潟)~会津若松】

皆さん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。
かさぼぅです。

 

さて、本日の鉄道アーカイブは、前回ご紹介した「SLばんえつ物語」の第2回目です。

前回とはまた異なる視点で見てい来たと思います。

では早速、進めてまいります!

 

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 SLばんえつ物語が、新潟駅から発着していた頃の光景です。

この車両は、普段「新津駅」に留置されています。

行き先は「会津若松」なので、新津駅から見ると「新潟駅」は逆方向になります。

推進運転(車で言う”バック”)で新潟駅まで来るには、難易度が高すぎて非現実的です。

そこで、進行方向にSLを付けたまま、反対側に電気機関車を付けて、新潟駅まで引っ張って行くのです。

 

------イメージ図-------------------------------------------------------

会津若松・新津                新潟→

(SL)-(客車)-(客車)-(客車)-(電気機関車

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SLじゃなくても、電気機関車で引く客車も味があって好きですけどね。(笑

 

 

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こちらが進行方向。SLのお尻です。(キャ!

SLの炭水車(水と石炭を積んでいる部分)の後方にも、[C57 180]のエンブレムが付いているんですね。

 

 

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暗っ!

客車のドアは、引き戸ではなくて折り畳み式です。

「急行きたぐに」も、このタイプでしたね。

(↓詳細はこちら!) 

www.kasabow.com

 

 

新潟県から福島県堺は、峠越えが必要です。

山間部の「津川駅」では、「給水」や、「軸箱・通綿に給脂するなど消耗品の点検・補充」を行うため、上下便とも15分程停車します。(ここからが本気の峠越え!)

 

 

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普段なかなか見ることのできない光景が見られるので、天気の良い日は見物客wがぞろぞろ降りてきます。(←かさぼぅを筆頭にねw)

 

 

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ここまでたどり着くまでに、すでに結構な山を越えてきているので、しっかり煙が出ていますね。(それだけ沢山の石炭をクベできた証)

 

 

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生きてるSLは、やっぱりカッコいいです!

さて、慌ただしく作業をしていきますよー。

 

 

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炭水車に「給水中」。結構な力作業です。

 

 

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石炭もバランスよく均して行きます。

 

 

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峠越えに備えて、さらに準備を進めて行きます。

この狭い通路に3人乗ります。椅子とかはありません。(過酷

最低限2人必要です。「機関士」と「機関助士」です。

「機関士」は、SLを発信・進行させたり、制動(ブレーキをかける)の操作をします。「機関助士」は、ボイラーに石炭をくべたり水を送ったりして、動力を作るための力作業をしています。見通しの悪いカーブなどでは、進行方向の安全確認などもしています。

自動的にできる作業がないので、過酷な仕事場ですね。この方たちのおかげで、我々は快適な旅ができる訳なのです。(トンネルとか、もろに煙吸い込むってことだもんなぁ。きっついわぁ!)

本当に、ありがとうございます(`・ω・´)ゞ

 

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さてさて、沢山の乗客やギャラリーに見守られながら、出発準備が整ったようです。

 

 

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火力も十分に、最後の峠越えに向けて「出発進行!」。

終点まで、安全に行ってきてください!(もちろん帰りもねー)。

 

ではでは、鉄道アーカイブ「SLばんえつ物語(Part.2)」は、こんなところで。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。🚂