かさぼぅ 気ままな趣味ブログ

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鉄道アーカイブ SLばんえつ物語(Part.1)【新津(新潟)~会津若松】

皆さん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。
かさぼぅです。

 

あっという間に、お盆も終わりですね。

今年は、いつもと違う夏で、少しはゆっくりできましたでしょうか。

 

さて、お盆と言えば「お墓参り」。

お墓参りと言えば、お線香の「煙」で故人を偲ぶ。

 

では、鉄道で「煙」と言えば・・・。

そうです。SLですよねぇ! (←話の飛ばし方が強引だな、おぃ。)

 

てな訳で今回は、新潟~会津若松(福島)間で、現役運行中の「SLばんえつ物語」にスポットを当ててみることにします。本日は、その第1回目(Part.1)です。

 

では、早速まいりましょう!

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SLばんえつ物語「X'masトレイン号」 2011

客車を「けん引」しているSLは、「国鉄C57形蒸気機関車180号機」です。

C57型蒸気機関車(SL)は、そのフォルムの美しさから「貴婦人」との愛称がありました(マニアの間では、シゴナナですね)。

 

現役を引退してからは新津市(現新潟市新津)第一小学校に「静態保存」されることが決まり、その後復活までの30年間に渡り、「鉄道の街”新津”」らしく、新津機関区(現在の新津運輸区)職員やOB、新津市民らによる「新津市蒸気機関車保存協力会」や、保存先である第一小学校児童の手により手厚く整備清掃を受け、保存されていたようです。

その後「JR東日本大宮工場」を中止に「動態復元」され、1994年より「磐越西線(ばんえつさいせん)」にて、「SLばんえつ物語」として、運行を開始しました。

 

12系の専用客車をけん引しますが、冒頭の写真の客車は「2代目色」です。

 

この写真は2011年の冬に撮影した、臨時運用の「X'masトレイン号」です。

新潟でSLを運行し始めたことは知っていしたが、1994~2010年頃までは公私共に全く余裕がない時期で、一人旅やら写真撮影なんてもってのほかでした。

でも2011年頃になると、休日に倅と良く遊びに出るようになり、今のカメラも購入したことで、しばらく離れていた写真の趣味も少しずつ復活してきました。

 

そして、いつかやってみたかった、プロが撮るみたいな「沿線撮影」に始めて挑戦してみたのが、これです。(前振り長すぎだよぉ・・・汗)

まぁ、突っ込みどころ満載というか、突っ込みどころしかない写真ですが、これでもかさぼぅ的には、精いっぱいのクオリティです。(笑

(撮影にイッパイイッパイすぎ。事前に電柱の処理なんとかならんかったんかぃ!)

 

前振りが長すぎたので、ここからはサクサク進めます!

 

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先ほどと同じ場所からの「引き流し」(ズームを引きながらの流し撮り)です。

この辺りは平地なので、煙が全然みえませんね(^^;

 

 

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今は「新津駅」発着ですが、かつて新潟駅が高架化されていなかった頃は、新潟駅発着でした。

会津若松方面への発車は、他の電車の邪魔にならないように、一番端の7番線でしたね。

 

この写真は2012年です。前の年(2011年)に、東北の大震災がありました。

ヘッドマークは、2011年の漢字「絆」です。

今でも、当時のことを思うと胸が痛みます。

 

 

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縦バージョン。

 

 

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得意の、斜め後ろバージョン。

(詳細は183系の回をw)  

 

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ここがSL(Steam Locomotive)の「しんぞう」 で、あります。w

 

この中に、「シリンダー」と「ピストン」があり、ボイラーで作った蒸気を車輪の動力に変換している場所です。SLの構造上、煙突の真下辺りにあります。

 

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動輪部。車輪ですね。

大きな動輪(車輪)が3つあるのが、この「C57」の様に「C」から始まるSL。

これが4つあると、「D51」の様に「D」から始まるSLの種別になります。

なので、「D51」の方が車体がデカく、力があります。

逆に、この「C57」は少し小型なので、磐越西線のような急カーブの山間部で大活躍します。

 

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っぽいですよねぇ。

てか、こんな場所撮ってる人、他にいないし。(汗

 

 

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一番大きな動輪。

 

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運転席の窓。

ボイラー室が長くでデカいので、運転席はこんな小さな窓しかありません。

当然、反対側の前景が見えないので、助手が必ず付きます。

 

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運転席側面です。

【C57 180】のエンブレムが、カッコイイですねー。金ぴかです!

そして、その斜め下の白文字「Ps」。

追伸・・・ではありません。「ATS-Ps」を装備している、という意味です。

ATSは「自動列車停止装置」で、「鉄道指令からの信号現示及び線路の条件に応じ、自動的に列車を減速、又は停止させるための装置」です。

電車とかには標準装備品ですが、SLにもこの装置をつけたのですね。

さすが、日本の鉄道技術は凄いです!

 

そして、新潟駅発の時代には、出発前に人数限定で運転台に乗らせてもらうことができました!

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ボケボケの計器類。(-_-;

 

 

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炭水車から石炭を取り出す場所。

 

 

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もっとボケボケの運転席。(この写真いるんか?)

何をどう操作したらSLが動くのだろうか・・。

 

 

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客車の後方。(12系客車)

 

 

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列車種別板の場所には「指定席」の上に、列車名・行先も記載れいる、専用のホーロー板です。

 

 

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「回転式方向幕」ですね。

会津若松から新潟に戻るときは「新潟行」の幕に変わります。

 

 

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青と白のツートンカラー。(スカ色?w)

 

 

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車両側面のマークです。

動物は「オコジョ」です。イタチ科で、沿線周辺の山間部に住んでいる仲間?です。

 

 

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客車内です。
レトロ調になっています。

普通の12系客車をご存じの方であれば、グレードが高そうに見えます。

(見えるだけかい!)

 

 

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なんとなく、良い雰囲気ですよね。

(フインキじゃないですよ、”ふ・ん・い・き”です!w)

 

 

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このポストは展示物ではなく、ここに郵便物を投函すると、本当に郵送してくれますよ~。このため、車内で買える「記念絵ハガキ」なんかも結構人気ですね。

 

あーイカン。思ったより進まないうちに長くなってしまった。

この続きは、次回にしましょう。(何部作になつことやら・・)

 

ではでは、初回の「SLばんえつ物語」アーカイブは、この辺で。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。