皆さん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。
かさぼぅです。
夏、本番!ですね。
輝く太陽が「きらきら✨」。
スポーツをしている、みんなの汗が「きらきら✨」。
・・・そうそう、電車界にも「きらきら」していたヤツがいました。
仲間というより、これはもはや「改造車」という表現の方が適切です。
その名も「きらきらうえつ」!。
顔が「きらきら」しています✨
ド派手なカラーリングですねー。
金・土・日・祝を中心に、観光快速として運用されていました。
いわゆる「ジョイフルトレイン」と呼ばれる列車です。
基本運用は、新潟駅~酒田駅(山形県)間ですが、年に数日だけ、新潟駅~秋田駅まで行くものもありました。。
快速なので、18きっぷでも乗ることができた超お得列車ですね。
でも、そんな「きらきらうえつ」も、残念ながら昨年中に、全ての営業運転が終了してしまいました。
しかし、それにしても、前回の鉄道アーカイブ(485系)編をご覧下さった方はお分かりの様に、同じ「485系」も見た目が全然違いますね。
元は高い位置に運転台があるのですが、改造後は客席と同じ高さになっていますね。
これには理由があります。(理由はのちほど!)
広そうな運転台のスペースです。
元祖の485系運転台は、高台にありますが結構狭そうでした。
上から見てみると、車両が縦長に見えます。屋根が高いんですね。
その分、車内は解放感が高く、広く見えます。
高架工事で、今はなき「新潟駅7番線ホーム」です。
これは、普通車(指定席)の車内です。自由席はありません。
4両編成のうち3両が、このタイプです。
残りの1両は、「ラウンジカー」になっています。
シートの固さ・高さもさることながら、シート間のピッチも広めなので、長時間乗っていても快適です。 (このシートは、評判よかったですね)
先ほどの「運転台の高さが低い」理由が、コレです!
そうなんです。車端部が展望スペースになっているので、運転台を低くする必要があったのですね。
これは、お客さんに優しい「改造例」ですね。
しかも、進行方向と逆の展望席なら、こんな感じで運転台の計器類もよくわかります。
(一般の方はこんな計器よりも、ケーキの方が嬉しいですよねぇw)
前面展望(進行方向)は、子供達にも人気ですが、後面展望?は空いているので、流れゆく光景をゆっくり堪能できます。
展望スペースには、こんなボードもあります。
アテンダント(車掌)さんが検札の時にも持ってきてくれて、座席に座りながら記念写真を撮ってくれることもあります。
2年前は、まさか「きらきらうえつ」が引退するなんて、考えてもみなかったですね。
そうそう、4両編成の「きらきらうえつ」で、1両だけ付随している「ラウンジカー」も、とても特徴的で大好きな車両でした。
車両の半室が、売店・ビュッフェ(立食)コーナーになっていて、残りの半室がこのようなボックスタイプで飲食を楽しめるスペースになっています。
この車内の売店で飲食物を購入すれば、ボックス席を45分程度貸し切り利用できる、超満足なオススメ席でした。
かさぼぅは、繫忙期を避けてこの列車を利用していたので、いつもこのボックス席をひとり占めしながら、景色と飲食を楽しんでいました。
(たまーに家族と使った時もありましたが)
ラウンジカーでの食事風景です。
新潟県村上市(きらきらうえつの停車駅でもある)は、村上牛でも有名です。
これはその土地の駅弁です。
もちろん車内売店で購入して、ボックス席で優雅なお食事タイムです。
何しろ窓がデカイので、景色がとても良いです。
食べ物だって、ウマさ2倍です!(2倍どころじゃないな)
あ、村上は「お茶」の産地でもあります。
赤いペットボトルは、村上茶100%のストレートティー(紅茶)です。
緑茶バージョンもあります。
香り豊かで、とても美味しいのです。
これは?
はい!大人の時間ですからねぇ。
なんと、この「エチゴビール」は、国内最初に認定された「地ビール」なのです。
これがまた「ばーか、うめがんって」(=とっても、おいしいのですよ)。
「ディスティネーション・キャンペーン」なんかをやっている期間は、各停車駅でこのように駅員さんやスタッフさんが、横断幕をもって、お客さんを出迎えて下さいます。
これって、観光気分をさらに盛り上げてくれます。
とても良い光景ですねー。
そうそう、新潟県内の「羽越本線」の名所といえば、このキレイな海「笹川流れ」の風景です!
昼間でもきれいなのですが、夕日の見れる夕方は、見ているだけで無意識に涙がこぼれてきそうな「絶景」を味わえる場所でもあります。
これは、酒田→新潟方面に戻るときの光景ですね。
これ、大好きでした!
「地酒飲み比べセット」+「地物おつまみ(この時は村上名物 ”鮭の焼き付け” )」。
お酒も、おつまみも、車両も、景色も、全てが「絶品!」と言えましょう。
またいついか、こんな旅をしたいものですな。
残念ながら、この「きらきらうえつ」の引退で、ついに新潟からは「485系」列車が完全に消滅してしまいました。
でも、地元にこのような「ジョイフルトレイン」が走ってくれていたことを、本当に感謝したいと思います。(結構な回数、乗らせてもらいました)
ではでは、今回も長くなってしまいましたが、本日の鉄道アーカイブはこんなところで!
本日も最後までお付き合いいただき、大変ありがとうございました。🚋