皆さん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。
さて「リゾート」と言えば、皆さんは何を思い浮かべますか?かさぼぅです。
私なら、断然これですね!
リゾート列車w
さてさて、最近更新頻度が鈍りつつある鉄道アーカイブ💧
早速参りましょう!
時は「2015年の新年」、場所は「青森駅」です。
冬の青森駅に到着する列車達は、みな綺麗に雪化粧をして入線してきます。
でも今回のメインは「リゾート列車」でしたね。
ほら、入線してきましたよ~。
青森駅はドン詰まりなので、到着するや「前照灯」が「テールライト(赤)」に切り替わりますね。(←マニアにしか分からんわw
はい、今回のメイン列車です。
快速「リゾートしらかみ」号です。
この「リゾートしらかみ」号は、3種類の編成がありますが、初回はその中から「橅(ブナ)」編成をご紹介します。
では「出発進行!」('◇')ゞ
まず、奥羽本線の「弘前駅」まで行き、また青森側の「川部駅」まで戻り、今度は「五能線」に入って行きます。
弘前駅は青森県内では主要な駅なので、一旦立ち寄って、スイッチバック方式で路線を変える珍しい経路をたどります。
弘前辺りまで来たら、先ほどまでの吹雪が嘘のように晴れ渡り、右手には「岩木山」がお出迎えです。
標高は1,600mほどだったと思いますが、形がとても綺麗で富士山を見ているような幸せな気分になります。
反対側の田園地帯は日差しをタップリ受け、雪に反射する光が眩い感じです。
さて五能線に入るや、先頭車両で「イベント」が始まるようです。
お~、「津軽三味線」の生演奏ですね。
東北の雪国なので優しい音色を想像しがちですが、実はとっても力強い演奏で腹の底まで響きが伝わって来る感じ。唄もまたしかりで、耳と目が釘付けになります。
いや~、素晴らしい演奏と唄でしたねぇ。
さてさて、では自席に戻りましょうか。
外見は綺麗ですが、車内はところどころ国鉄気動車のままの雰囲気が残っていて、これはこれで味があって好きな景色?です。(笑
この号車かな?
あれ、でも思っていた感じと違うぞ?
えっ、これってまさか・・・。
おー、これはボックスタイプの個室ではないですか!
まさかの嬉しい誤算ですね。(≧▽≦)
ネット予約した時は、普通の指定席を取ったつもりだったので、おそらく雪などの影響で当初予定とは別なこの「橅編成」が運用に入ったのかもしれませんね。
知らない人と相席になったらどうしよう、とドキドキしていましたが(どっちの意味で?w)、幸い他のお客さんと相席になることもなく、このまま個室を占有できてしまいました!
だだ結構長時間の乗車なので、シート角が90度なのは辛いな~と思い、色々見ていると、シートの下に何やら説明が書いてありますね。
Σ(゚Д゚) て、ことはもしや!
♪でっきるっかな? でっきるっかな? はてはて ふふ~ん♪(←ふるっ!
一人で出来たもん!(w
って、なんじゃこりゃ、寝台車か?
しかも6人席みたいだから、めちゃんこ広いではないですか!👍
このまましばらく、ここに寝ころんで車窓を堪能します。ZZzzz...
とは言え全区間走破には5時間ほどかかるので、暇になってきたら恒例の「車内散歩」です。(w
リゾート列車なので、とにかく窓が大きく、明るくて良い景色です。
ここは、普通の指定席ですね。
本来は私も、このような席のどこかに居ると思っていたのです。
でも普通車のシート、最近のJR東日本の特急型程度か、それ以上の快適性が高いものですね。
隣の車両との連結部分があるデッキです。
このタラコ色も、国鉄時代からキハ40系列ではテッパンのカラーでしたね。懐かしー。
JR東日本では完全に定期運用から外れてしまった「キハ40系列」の残党が、このような「リゾート列車」として生き残っているのは、とても嬉しくてありがたいことです。
最後部まで来ました。サイコー!(←またかい・・・
青森と言えば「ねぶた」ですね。ねぶたのオブジェが飾ってあり、良い雰囲気です。
そう、青森では「ねぶた」ですが、弘前地方では「ねぷた」と呼ぶそうです。同じ県内なのに面白いですね。(笑
そして新潟と同様に、各地域で方言が全然異なるようです。
運転席(兼、車掌席)が見れるのも、リゾート列車ならではですね。
イスは新しいのですが、運転台は昭和のキハ車そのまま。それが逆にカッコイイのです!
(ATSや緊急停止ボタン等は更新されてるようですが、メーター・マスコン・放送機器類などは当時のままですね)
運転席の窓も大きくなっていますが・・・。
(窓掃除してあげて~w)
散歩が終わったら、また自席で「まったり」しましょう。
お、タラコ色の普通列車が来ました。
この「リゾートしらかみ:橅編成」も、元々はこのような車両だったわけですね。
そうこうしているうちに、五能線の中でも特に絶景区間に入っていました。
「千畳敷駅」の周辺です。
海岸沿いに、平坦な岩場が数キロにわたって続きます。
その広さが「畳千畳」と例えられて「千畳敷(せんじょうじき)」と呼ばれるようになったのだとか。
これ、夏に再訪しなくちゃですね。(笑
その後も海岸沿いの絶景を、ひた走ります。
入り江で大量に飛んでいる「カモメ(ウミネコかもw)」は、荒波で浜辺まで流されてきた魚を狙っているんでしょうね。
しばれる真冬ですが、「生きる」リアルを感じる光景です。生で見ると結構圧巻です。もーアッカン!って感じ。(←今日は、それいらないよ(=_=)
途中駅で「リゾートしらかみ」の別編成とすれ違いました。あちらは「青池」編成ですね。
ちょっと隣の車両まで、お花摘みにw・・・。(←おまいう
おー、綺麗な洗面台ですね。
この車両は、結構キレイにリニューアルされていますね。
1700番台ってことは、そもそもの種車も新しいのかな?
って、同じ個室タイプの車両ですが、こっちの方がカッコいいじゃないですかぁ!
なんか、近未来的なデザインですね。でもシートのタイプは同じなので、良しとしましょう。(笑
もう海岸線ともお別れし、そろそろ終点に近付きます。
2015年も、年始から色々行ったなぁ。(笑
さて、5時間の長旅を終え、無事「秋田駅」に到着です。
改めて列車を撮っておきましょう。
雪化粧もすっかり落ちましたね。なんか「雪食べたました」みたい顔になってるけど。
ここが私の居た場所ですね。
写真の基本構図(シンメトリー)ですが、列車でこの構図を使うのが結構好きです。
いや~「リゾートしらかみ」って、本当に快適で、イベントも旅情も楽しめて、贅沢で最高な時間を過ごせますねぇ。
鉄道版ミシュランがあれば ☆☆☆ ですね。
ではでは、本日の鉄道アーカイブ「リゾートしらかみ(橅編成)」は、この辺でお開きにしたいと思います。
本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。🚋✨