かさぼぅ 気ままな趣味ブログ

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鉄道アーカイブ 寝台特急 サンライズ瀬戸 【高松~東京】

🚋 鉄 道 ア ー カ イ ブ 🚋

 皆さん、こんばんは。おはようございます。こんにちは。

旅をしている時、寝ている間に長距離の移動が出来るのは嬉しいですよね。かさぼぅです。

 

さて本日の「鉄道アーカイブは、寝台特急 サンライズ瀬戸をお送りいたします。

昭和の後期、全国各地にブルートレインと呼ばれる寝台列車が多数走っていましたが、現在定期運行されている唯一の寝台列車が、このサンライズ瀬戸と、併結運行されるサンライズ出雲です。

 

サンライズ瀬戸」の運行区間は「東京~高松(香川)」で、「サンライズ出雲」は「東京~出雲市(島根)」ですが、東京~岡山間は全く同じルートのため、この2つ列車が連結された状態の長編成(14両)で走っており、岡山駅で切り離しや併結を行います。

まぁ、ウンチクはこの位にして、さっそくご紹介しましょう!

 

時は「2014年」。

この年は、人生初の四国旅行をした時です。(詳細は旅行カテゴリーの、徳島・高知・愛媛・香川編をどうぞ!)

この時の旅の締めくくりで四国を発つとき、東京まで乗車したのが、このサンライズ瀬戸です。

 

www.kasabow.com

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この旅の続きになります。

 

さて、四国巡りも無事に終えて、いよいよ「サンライズ瀬戸」の始発駅である高松駅に来ました。

 

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ホームにある電光掲示板ですね。サンライズ瀬戸は9番線から発車のようです。

 

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一番端のホームです。

お、ちょっと早い時間ですが、もう入線(にゅうせん=ホーム到着)してますね。

「オラ、ワクワクすっぞ!w」

 

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行き先表示幕です。サンライズは電光板ではないんですねぇ。

赤と黒の配色にセンスを感じます。

 

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こちらが先頭車です。

岡山では、この前方にある観音扉が開いて、「サンライズ出雲」と連結します。

そのため、この扉の内側は通路になっており、その影響で運転台もかなり高い位置にあります。

 

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サンライズ号専用のマークですね。

寝台列車なので、夜明けをイメージしたデザインなんですね。

 

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この時私が乗った車両です。

 

「サロ」は、モータ無しのグリーン車またはA寝台車。

「ハ」は付随車(普通車)。

「ネ」は寝るのネで、寝台車を意味しています。

 

285系電車の「サロハネ型式車」で一番最初に製造されたので、「サロハネ285-1」です。

 

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一つの車両に、A寝台個室とB寝台個室があるので、A寝台/B寝台と表示されています。入口デッキの右手には、綺麗な洗面台が見えていますね。

 

さぁ、いよいよ乗車です!!

 

この時乗車したのは、「シングルデラックス」と言う、1編成に6室しかないスーパーデラックスな寝台個室でした。

超人気でなかなか取れない部屋なのですが、新潟駅みどりの窓口で熟練さんっぽい方に「必殺10時打ち」をお願いし、見事ゲットして下さいました!

 

思えば、「急行きたぐに」の下段ゲットも、「急行はまなす」の、のびのび2階席ゲットも、全て新潟駅の緑の窓口の熟練さんが10時打ちでゲットして下さり、今となっては本当に感謝感謝なのであります。

(唯一ゲットできなかったのは、タイミング的に若手の方にお願いせざるを得なかった、北斗星だけでしたね。あー、北斗星も乗ってみたかった・・・泣)

 

そんな「シングルデラックス」のお部屋は、こんな感じ!

f:id:kasabow:20211103173808j:plain完全個室なので、ロックできるドアがあります。

 

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ドアの横にはベットがあります。

 

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スタンダードなB寝台のベッドは幅が70~75センチですが、シングルデラックスのベッドは85センチあり、寝返りも問題ありません。長さも196センチあるので、かさぼぅはすっぽり包み込まれる余裕の広さです。

ちなみに、この部屋のみ掛け布団が「羽毛布団」になっています。(w

 

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入口の反対側(奥側)がベッドの頭の方向になり、その横には大きな鏡付き洗面台があります。

そしてさらにイスとテーブルもあり、ここでお仕事や食事もできてしまうスペースがあるのです!

そうです、もう完全に「動くホテル」なのです!!(笑

 

さてさて、列車が出発したら、高松駅で買い出しした晩酌セットを広げ、車窓の景色を楽しみなが一人宴会の開催です。

室内が明るいと外の景色・夜景が見えないので、あえて暗めの照明にしています。

(室内が明るいと、外から丸見えだしね・・・(/ω\)イヤン 

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で、購入してきたのは、もちろん「ご当地のお酒」

 

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そして、「ご当地のアテ」もね!👍✨(w

 

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瀬戸大橋を渡れば、すぐに「岡山」です。

ここで、出雲市方面から来たサンライズ出雲と連結します。

 

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そうそう、当時は岡山周辺も、まだ115系天国でしたね。

中国地方で初めて黄色1色の115系を見た時は、かなり衝撃的でした。(笑

この時はたまたま「湘南色」に出会えて、テンション上がりましたねぇ。

 

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まったり晩酌をしてると、いつの間にか「姫路」です。

 

長旅の際に持って行く、鉄道地図。(近年は荷物削減のためアプリに変更w)

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全国の路線と駅名が分かります。

 

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まぁしかし、改めて見て見ると、高松から東京って相当な距離ですね。

 

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なーんて思ていたら、もう「大阪」です。

でも、高松を出てから、ちょうど3時間位なんですね。意外と速い。

 

しかしこの先も長いし、翌日の予定もあるので、この辺で寝ることにしましょう。

めっちゃ静かで、快適な部屋とベッド。そして晩酌の心地良い酔いも伴い、いつの間にか寝落ちて行きます・・・。ZZZZzzzz

 

 

朝~!

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気が付けば、もう熱海近辺まで来ていました。

おー、気持ちよかったぜー。

さーて、シャワーでも浴びにいこーっと。

 

そうなんです。サンライズには「シャワールーム」まで付いているのです。

しかも、A寝台にはA寝台専用の「シャワールーム」が同じ車両の中にあり、A寝台の住民には車掌さんが検札の時に「シャワーカード」をプレゼントしてくれるのです。

もぅ、本当に最高ですね!

 

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ちなみに、通路はこんな感じです。

木の暖かい色味と温もりが自然の光に照らされて、高級旅館にいるような落ち着いた雰囲気で過ごせます。

この車両の隅に「シャワールーム」があり、1回6分程度のシャワーを浴びることが出来ました。

脱衣所には、籠・洗面台・ドライヤーがあり、シャワーブースには洗髪料やボディーソープもあります。

あ、そうそう、A寝台得点として、シャワーカードと一緒に「アメニティーセット」がもらえ、洗面用具・フェイスタオル・使い捨てスリッパ・カミソリetc.などが揃っているので、基本的に手ぶらで乗車しても快適に過ごすことが出来ます。

(ただし車内販売は無いので、飲食物の確保は自己責任ですw)

 

シャワーを浴び終えてマッタリしていたら、もう横浜です。

そろそろ降りる支度をしなければ・・・。

 

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はい、東京駅に無事到着しました!

 

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この車両の2階席に居た訳ですね。

ちなみにこの車両の1階席は、A寝台2人用個室「サンライズツイン」で、こちらも大人気のプラチナチケット枠です。

しかし、こうして見ると、東京駅の在来線ホームは、だいぶ湾曲しているんですね。(笑

 

 

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そして、本日の〆はこちら!

北陸新幹線開業前ですね。試運転中のE7系新幹線

新車の輝きですね。

いつか「グランクラス」にも乗ってみたいと思うのですが、新幹線は速すぎて乗車時間が短いので、「グランクラス」料金を払うにはコスパ悪すぎて、当分乗ることも無さそうです。(爆

 

いや、しかしやっぱり寝台列車ってサイコーだなあ。

近年では不定期ながら「WEST EXPRESS 銀河」などの夜行列車復活の明るい話題もありますが、直後のコロナ禍で、公共交通機関はどこも経営が大変だと思います。

でも、今までの反動できっとまた沢山の人が旅をする日が来ると思うので、それらの列車にもいつか乗りに行きたいと思います。

どうか我が国で、末永く夜行列車が存続できますように・・・。(ー人ー)祈

 

ではでは、すっかり長くなってしまいましたが、今回の鉄道アーカイブ寝台特急 サンライズ瀬戸は、この辺でお開きにしたいと思います。

本日も最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。🚋✨